年末年始は情報セキュリティ対策を! 4つのポイントを押さえて!

何かと慌ただしい年末年始。
プライベートでも仕事でも、パソコンはフル稼働です。

そのようなときに限って、パソコンが起動しない、動きが遅いという体験をしたことはないでしょうか。

2023年の年末・2024年の年始に向け、今からできることはないでしょうか。

安心して年を越せるよう、気を付けるべき点を解説します。

まずはおさらい!2023年の情報セキュリティ10大脅威

2023年1月、情報セキュリティに関する情報を発信しているIPA(独立行政法人情報処理推進機構)が「情報セキュリティ10大脅威2023」として、以下の予測ランキングを公表しました。

 

情報セキュリティ10大脅威 2023│IPA

2023年、今年のニュースを振り返ってみて、おおむね当たっていたと感じられないでしょうか。

いずれの問題も、実際に起こってしまうと、解決までに大きな費用や時間がかかってしまいます。
場合によっては、会社の信用問題ともなりかねませんし、解決自体難しいこともあります。
考えただけで、「大変なことだ!」と身震いしてしまいそうです。

年末年始、4つのセキュリティ対策

では、年末年始を前に、どのようなことに心がければよいのでしょう。
パソコンを脅威から守るため、何をすればよいのでしょう。
具体的に、4つの方法をご紹介します。

【対策1】アンチウイルスソフトの更新

年始の仕事前には、パソコンの電源を入れてすぐにアンチウイルスソフトの更新をしてください。

最新のウイルス定義ファイルを適用することで、年末年始の期間中に拡大し始めたウイルスに抵抗できる可能性が高まります。

【対策2】Windowsのセキュリティ更新プログラムを当てる

仕事の忙しさから、Windowsのセキュリティ更新プログラムを当てず、そのままにしていないでしょうか。
Microsoftはほぼ毎月、セキュリティ更新プログラムを公開しています。
2023年12月は、13日に公開されています。

セキュリティ更新プログラムリリーススケジュール(2023年)│Microsoft

どんなに忙しくても、年末年始の休暇に入る前にセキュリティ更新プログラムをダウンロードしてください。

【対策3】日頃やりとりのない人からのメッセージに注意

年末年始は、「ご挨拶」のメールが多く届きます。
ですが、日頃のやりとりがない人からのメールには要注意です。

特に添付ファイルがあるもの、URLが添えられているものは、それらを開かないようにしてください。
それらは、ウイルス(マルウエア)かもしれません。

「知らない人からだな」「公的機関に見えるけれど」と不審に思ったら、メールを開かない・削除することが大切です。

ただ、どうしても「見なければ」と思えるときは、メールを開く前に電話で差出人に確認してみてください。
その人からのメールであること、ファイルを添付してあること、URLが添えられていることが確認できたらひとまず安心です。

【対策4】USBメモリはセキュリティ対応のものを

年末年始、どうしても仕事のデータを持ち出さなくてはならない場合、セキュリティ対策が施されたUSBメモリを使用しましょう。
ウイルスチェック機能やパスワードロック機能がついたUSBメモリが販売されています。

値段は確かに高いものですが、ウイルスが検知されると隔離するなど、セキュリティ面で必要な機能を備えています。

年末年始だけでなく、セキュリティ面で慎重な取り扱いが必要なデータなら、このような製品が必要です。

まとめ

年末年始のパソコンは、狙われやすいものです。
物理的にももちろんですが、ウイルスの標的となることもあります。

セキュリティ面で気を付けるべき点は、以下の4つでした。

・アンチウイルスソフトの更新
・Windowsのセキュリティ更新プログラムを当てる
・日頃やりとりのない人からのメッセージは開かない
・USBメモリを使用するときはセキュリティ対応のものを

これは常日頃から気を付けなければならないことでもあります。

個人のパソコンでも、会社のパソコンでも、同じような配慮が必要です。
もし、パソコンの不調でお悩みのときは、ぜひ弊社にお問い合わせください。
パソコン修理の専任者が在籍しています。

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