現在、Windowsパソコンでちょっとした記録を取るのに「ワードパッド」を使用している方にお知らせです。
今後は、メモは「メモ帳」を利用してください。
というのも、将来的に「ワードパッド」がなくなってしまうからです。
ワードパッドとは
ワードパッドとは、テキスト情報だけでなく、リッチテキスト文章を扱えるソフトです。
「Wordを開くまでもないけれど、一部のテキストの色味を変えたい」といった希望をかなえてくれるのがワードパッドです。
動作が軽く、必要となればワードパッドで作成したファイルをWordでも利用できること、WordがなくてもWordファイルを閲覧できることから、非常に便利に使っている方も少なくありません。
ワードパッドはWindows95の発表時より親しまれてきました。
ただ、Windows7が発表された頃からは、ほぼ更新されていない状態でした。
ワードパッドがなくなったらどうする?
ワードパッドは更新が停止されていますし、将来的にはなくなってしまいます。
とても残念ですが、Microsoft社が「非推奨」とした以上、仕方のないことです。
ワードパッドをメモ代わりに使っているとき
ワードパッドを使い慣れている方にとってはさみしいことですが、簡単なメモならば「メモ帳」を使ってください。
今後ワードパッドのファイルが増加しないよう、今から対応しておくと問題が生じにくいはずです。
また、Wordをもっているなら、ワードパッドのファイルをWordで開き、「.docx」もしくは「.doc」ファイルに変換し直しておくと安心です。
Wordファイルをワードパッドで閲覧しているとき
一部レイアウトが崩れるというお話もありますが、Wordを持っていない方にとって、Wordファイルの中身を閲覧するときにもワードパッドは便利なものだったでしょう。
ただ、やはり「見るだけ」「一部崩れる」という問題がありますし、いずれワードパッドがなくなってしまいますので、ここは一度Wordの購入を検討してみてください。
ただ、やはりそこまでWordの使用頻度が高くはないという場合は、無料で使えるLibre OfficeかApche Open Officeをダウンロードし、Wordに対応する「Writer」を試してみてください。
「Libre Office」
https://ja.libreoffice.org/
「Apache Open Office」
https://www.openoffice.org/ja/
Libre OfficeやApache Open Officeは、Microsoft Office(ワード・エクセル・パワーポイントなど)のファイルを同じように開き、閲覧や修正をし、上書き保存できる互換性のあるソフトです。
多くの企業や自治体の導入事例もありますし、なにより無料で使えますので、費用をかけたくない人向けといえます。
まれにレイアウトが崩れたりすることもありますが、試してみる価値はあるでしょう。
まとめ
ワードパッドは動作も軽く使いやすいソフトとして人気がありますが、今後使えなくなります。
使い慣れているものがなくなっていくのはとても不安なことですが、残念ながら提供元(Microsoft社)の意向に反することは不可能です。
よって、日頃からワードパッドを使っている方は、ふたつの方法で準備をしなければなりませんでした。
・メモ帳を使う
・Wordを買う、もしくは無料の「Libre Office」「Apache Open Office」を導入する
もしもワードパッドを愛用しているなら、いずれ使えなくなることを意識して、他の方法に切り替えてゆくことをおすすめします。
もし、Wordの購入方法がわからないときは、ぜひお問い合わせください。
パソコンの状況をお聞きしたうえで、どんな作業が必要かをアドバイスします。
実際に出張作業が必要な場合でも、日田市内への出張費は概ね2,000円〜と安価です。
※お持ち込みの場合は、出張費はかかりません。
パソコンで気になることがあれば、ぜひ一度ご連絡ください。