あなたは、WebサイトにGoogleアナリティクス(UA)を導入されていて、「2023年にこれまでのものが使えなくなる」とずっと気がかりではないでしょうか?
せっかくアクセス解析目的にアナリティクスを使っていても、現在のUAが停止してしまうと計測ができなくなってしまいます。
特に、定期的にアクセス状況をチェックしている方にとっては、早めに対処したいところではないでしょうか。
今回は、
・UAはいつ停止?
・UAからGA4に切り替えないとどうなる?
・GA4への切り替えはカンタン?
・GA4を導入したいけど、一旦UAと共存させても問題ない?
などの疑問に答えていきます。
※2023年5月30日現在の情報です。
UAはいつ停止?
これまで多く使われてきたUAは、タイトル通り2023年7月1日に停止されます。
GA4ではUAでの過去データ確認ができなくなりますので、この記事を読んだ後すぐにでもGA4に切り替えてデータの蓄積をしておくことが大事です。
Googleアナリティクス(UA)にログインして最初にアクセスする「ホーム」では、以下のような画像が表示されていて、早くGA4に移行するよう促しています。
※7月1日でデータ収集が停止されても、データの閲覧は最低6カ月間可能です。
※2023年5月30日現在。日に日にカウントダウンする。
UAからGA4に切り替えないとどうなる?
UAからGA4に切り替えないと、過去のデータが見られなくなってしまいます。
月に1度の定期チェックをしている方にとって、これまでのデータがなくなるのは、比較対象とするものが失われてしまうこと。
これは大きな損失ではないでしょうか。
早くGA4に切り替えて、GA4での過去データを蓄積しておかなければなりません。
※UAとGA4との間で、データ互換性はありません。
GA4への切り替えはカンタン?
GA4への切り替えは、慣れた方には簡単です。
具体的な方法としては、
・HTMLにgtag.jsを書き込む
・Googleタグマネージャーを使う
の2つの方法があります。
まだGoogleタグマネージャー(GTM)を使っていない方は、ぜひ導入してください。
新しいツールの導入がラクになりますし、GA4そのものの各種設定がしやすくなるというメリットがあります。
というのも、GTMとGA4とは、同じGoogleのサービスです。
相性が良いのは間違いありません。
GA4のタグ設定や、GA4ですぐに設定しておかなければならないこと、GA4とUAとの違いに関しては、次の記事を参考にしてください。
GA4を導入したいけど、一旦UAと共存させても問題ない?
既にUAを使っている方のなかには、GA4とUAとを併用してもいいのか、完全に切り替えてしまわなくてもいいのか、と考える方もいらっしゃるでしょう。
答えは「問題ない」、です。
問題なのは、GA4タグを設置しないままUA停止の日を迎えてしまうことです。
うえでも触れたとおり、2023年7月1日にUAは停止します。
過去のデータが失われてしまうより、GA4とUAとを併用しGA4でデータ蓄積を進める方がよほど安心です。
また、UAでのチェック項目がGA4でどう表現されるのかといった使い勝手の変化も、併用していてこそわかるものです。
ぜひ、出来るだけ早くGA4を設定してください。
まとめ
2023年6月1日現在、UA(従来のGoogleアナリティクス)の使用期限は残り1カ月となりました。
これまでUAを使っていた方は、今すぐにでもGA4に切り替えてください。
「いずれGA4に切り替えるから」では、データの蓄積が間に合いません。
もしも、「GA4の導入方法がわからない」「Googleタグマネージャー(GTM)が理解できない」というときは、ぜひ私たちにお声がけください。
UAからGA4移行のお手伝いもできます。
また、これからGoogleアナリティクス(アクセス解析)を始めたい、という方もぜひご相談ください。
せっかくアクセス解析を始めるのならば、早くから取りかかり、早いタイミングで運用に慣れる方がよいのではないでしょうか。
どんなことでも、お気軽にお問い合わせください。
ご質問、ご相談は、お問い合わせフォームよりお寄せください。