今や、インターネットを使わない日はない現代人。
そのために目を酷使し、目がチカチカするといったトラブルを引き起こすことも。
プライベートなことならば控えることはできますが、仕事となればネット利用は避けて通れません。
そのようなときは、ブラウザに備え付けられている「ある機能」を使って、目の疲れを少なく抑えてみてはいかがでしょう。
Microsoft Edgeの機能活用で、目の疲れに対処
インターネットを利用していて目が疲れるのは、サイトの色使いによるものかもしれません。
色味のコントラストが激しく、目への刺激が過多となり、目の疲れが引き起こされることも珍しくないのです。
このようなときは、ブラウザの機能を使い、色味の調節をしてみてはいかがでしょう。
Microsoft Edgeを立ち上げてください。
そして、「設定」の中から「カスタムテーマ」を開きます。
「設定」機能の一覧が見えてきますので、「アクセシビリティ」をクリック、その次に現れた項目の中から「ページの色(デフォルトはオフ)」をプルダウンして、好みの色味に切り替えてください。
・夕暮れ
・砂漠
・夜空
・白
がありますが、それぞれどんな色味なのかは試しながら好みのものを探し当ててください。
色弱の方なども
近年では、Webサイトにも色弱などの方にも配慮する「アクセシビリティ」が一般的となりはじめています。
というのも2024年4月から、障害者差別解消法の改正内容が適用され、民間事業者の「合理的配慮」が義務づけられることになったからです。
これにより、Webサイトにおいてもバリア(障壁)を取り除く、つまり見やすさ(音読機能がついているなら聞きやすさ)に配慮しなければならなくなったのです。
ただ、中小企業やまちの飲食店・小売店などではまだまだそこまでは実施されていません。
しかしながら、色を正しく見ることが難しい色弱の方も少なくありません。
男性なら約20人に1人、女性の場合約500人に1日が色覚異常(色弱)とされているのです。
ネットを使いづらい…こんな方もブラウザのもつ機能を使いこなすことで、バリア(障壁)を乗り越えることができます。
まとめ
色と目の問題は、思いの外大きなことです。
疲れ目から色弱の問題まで幅広く、Webサイトづくりもこのようなことに配慮しなければなりません。
比較的新しいサイトならば配慮がなされていることもあります。
ただ、作ってから時間が経過していて配慮できていないWebサイト、新しくてもそもそも配慮がなされていないWebサイトも存在します。
問題解消のために、ぜひブラウザに備わる機能を活用してください。
本来はWebサイトの作り手が配慮すべき事柄ですが、サイトそのものが古い、配慮したつもりでもうまくいかない、発注者の意向によりデザイン性を強調しなければならないといったケースがあります。
「見づらい」とお怒りになる気持ちもわかりますが、上のような原因が隠されていることもあります。
ブラウザの機能を活用して、しのいでいただけると幸いです。