ビジネスでSNS(InstagramやX、Facebookなど)を利用していますか?
SNSそのものが苦手なとき、SNSのビジネス運用はとても疲れるものです。
また、個人でもSNSをしているときは、ビジネスアカウントとの切り替えで失敗しないかと、とても不安になることもあるでしょう。
そのようなときは、あえて「適度な距離のSNS」の個人利用をおすすめします。
いくつかご紹介しますので、ひっそりと気持ちを吐露したいとき、何も考えずに誰かに何かを伝えたいときに試してみてください。
なぜSNSは疲れるのか?
まず、なぜSNSを使うと疲れるのか、を考えてみましょう。
いくつか理由とされるものはありますが、この中に思い当たるものはありますか?
・フォロワーの増減が気になってしまう
・いいね、やコメントの数が気になってしまう
・メッセージ(いわゆるDM)への返信が面倒になってしまう
・人の投稿を見たときについ羨ましさが生まれる
・誹謗中傷を見たときにつらくなってしまう
いわゆる「SNS疲れ」は、上記のような事柄から生まれるとされています。
仕事でSNS運用をしているのなら、特に「フォロワーの数」「いいねの数」が気になってしまうでしょうし、ときにDMへの返信で疲れてしまうこともあるでしょう。
個人アカウントでのSNSを併用するとき
InstagramでもXでも、ビジネス利用しているアカウントと個人利用しているアカウントがある場合、一番怖いのは「切り替え忘れ」です。
ビジネスアカウントから個人アカウントに切り替えるのを忘れたとき、個人的なことを投稿してしまったらどうでしょう。
考えただけでひやひやしてしまいますが、人間のすることですから「間違えない」とは言い切れません。
ビジネスでも個人でもSNSを使いたい場合、SNSサービス自体を使い分けるというのが一番安心です。
あえて「適度な距離のSNS」を個人利用してみる
ビジネス用のアカウントでは、どうしても数字や対応を忘れるわけにはいきません。
DMへの対応も大事な仕事のうちです。
そのため、個人で利用するものはあえて「適度な距離のSNS」に切り替えるのも悪くありません。
ここからは、匿名で利用でき、他のユーザーとのつながりが浅く軽く済むSNSをご紹介します。
夜中に独り言をつぶやいてみたいときなどに使ってみてください。
タイッツー
X(旧Twitter)とよく似たSNSが「タイッツー」です。
Xと同じく140文字以内でのつぶやき(タイーツ)ができ、他のユーザーの投稿を再投稿(リタイーツ)も可能。
最近のXの動向に不安を抱いているユーザーの「移動先」としても注目されているタイッツーは、現在成長中です。
少しずつ機能が追加されたり、修正されたりしながらサービスを展開中。
禁止行為として、
・わいせつな投稿NG
・他者の晒上げや攻撃、または攻撃を誘引する行為NG
などがあり、ゆったりと楽しむSNSを目指しています。
https://taittsuu.com/ng_rule
https://taittsuu.com/terms
月見言
月見言(つきみごと)は、他のユーザーもいますが、基本的に「言いっぱなし」でOKのSNSです。
思ったことをただ書き込んでみてください。
DMも使えますが、書き込みをするときに「☆のみ」を選べば、つぶやきへのリアクションは☆だけになりますので、しつこいDMに悩むこともありません。
とはいえ、気の合う人を探したいのであれば、書き込みの際に「DM(封筒マーク)もOK」を選んでおけば、DMを受け取ることも可能です。
Bonfire
まるでSNSのようでありながら、自分だけの日記をつけられるのがこの「Bonfire(焚火の意味)」です。
SNSのように自分の気持ちや考えを投稿すれば、あなただけの日記ができあがります。
アプリの設定で、
・常に日記を非公開で投稿
を選択しましょう。
もしもこれを選ばなかった場合、他の人にも見られる投稿となってしまいます。
画面内に漂っている吹き出しアイコンをタップすると、他のユーザーのつぶやきを見ることもできます。
ただ、アプリの設定で、
・吹き出しなし
を選べば、他の人の日記(つぶやき)が表示されなくなります。
非公開、他の人の吹き出しなし、とセッティングすれば、まるでSNSのような日記アプリに早変わりです。
これなら、失敗なしでどんなことでも素直につぶやけるのではないでしょうか。
BGMにセッティングされている焚火の音も、リラックス効果があるかもしれません。
まとめ
SNSは、今や私たちの生活に欠かせないものとなっています。
情報収集はもとより、コミュニケーションの場としても利用されているSNS。
ただ、ビジネスで大手SNSを利用している場合、気が滅入ってしまうこともしばしばでしょう。
また、ビジネスで利用しているアカウントと、個人で使用しているアカウントがごっちゃになってしまい、間違って投稿してしまう危険性もあります。
そのようなときは、個人利用は他のSNSに「引っ越しする」という方法があります。
他の人とゆるく繋がるSNS、そもそもつながることを主な目的としないSNS、様々なものがありました。
どうしても人に言えないことは、そのような場所に置いてきてしまいましょう。
(もちろん、法に則り、なおかつ公序良俗に沿った範囲内で)
通常の業務に加え、SNS運用までを担うというのは大変なことです。
既存の仕組みをうまく使い分けて、ONとOFFをうまく切り替えましょう。