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2022年5月23日

コンテンツマーケティングとは?その手法4つの内容は?

コンテンツマーケティングとは

ホームページを作って終わり、ではなく、「今後きちんと運用したい」と考えている方にとって、コンテンツマーケティングという言葉はとても気になるものではないでしょうか。

・コンテンツマーケティングとは?
・コンテンツマーケティングの成功事例は?
・SEOとコンテンツマーケティングとの関係は?

このような疑問を解決し、ホームページの有効な運用方法を知るため、最後までお付き合いください。
今すぐ実行できることも含んでいますので、どうぞ役立ててください。

 

コンテンツマーケティングとは?

コンテンツマーケティングを端的に表すなら、
・コンテンツ(有益な情報)を提供することにより、注目してもらうマーケティングのこと
です。

ただ、この考え方はインターネットが広まったタイミングより前にも存在していて、「あの営業さんはいろんな情報を提供してくれる」「困りごとをすぐに察知して助けてくれる」といった形で展開されていました。

このような活動をホームページなどで行うのが、コンテンツマーケティングです。
コンテンツマーケティングは、「積極的、もしくは強引な売り方」ではありません。
あくまで、顧客や見込み客のためになる情報を提供することによって「信頼」「愛着」を勝ち取り、結果として購買行動を促す点に注意を払ってください。

コンテンツマーケティングは積極的に売り込まないため、待ちの営業(インバウンドマーケティング)とも呼ばれます。
確かに待ちの営業ではありますが、インターネット上に情報が公開されていますので、検索ができるネット利用者に広く情報提供できるというメリットがあります。

 

コンテンツマーケティングの具体的手法4つ

では、コンテンツマーケティング手法について解説します。
総合的に実施することが理想ではありますが、まずはできそうなことから手がけてください。

 

1.ホームページやブログの記事作成

ホームページや公式ブログで、「有益な情報を発信し続けること」がコンテンツマーケティングの第一歩です。
まず覚えておいて頂きたいのは、いくつかの「読み手の状況」に対応する情報を用意しなければならないということです。

・貴社の提供する商品/サービスについて知らない
・商品/サービスについて知ってはいても、まだ検討はしていない
・検討してはいるものの、他社商品/サービスと比較している
・貴社商品/サービスに決めようとしてはいるが、今一つ自信が持てない

あなた自身も、何かの商品やサービスを探すとき、上のような段階を踏んで最終的に購入するのではないでしょうか。

これらすべての検索者のニーズを取りこぼさないよう、それぞれの段階に合わせたコンテンツをホームページや公式ブログで発信するのがコンテンツマーケティングです。

ただ、最後の段階である「貴社商品/サービスに決めようとしてはいるが、今一つ自信が持てない」以外のフェーズにいる人以外への情報提供については、見込み客が持つ疑問に寄り添う丁寧な情報提供をしなければなりません。
貴社が伝えたいことではなく、特定のキーワードについて読み手が知りたいであろう内容を網羅することが大切です。

最終的な決定者は見込み客ですので、強引な売り込みは嫌われてしまいます。
そういった状況を回避するためには、「正しい判断ができるための情報提供」をし、上で述べたような「良い営業さん」のようにふるまってください。

記事の作成には、検索サイトに認識され上位表示させるためのSEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)を実施しなければなりませんが、これについてはまた改めて解説します。

 

2.ソーシャルメディアマーケティング

次の段階で実施したいのが、ソーシャルメディアマーケティングです。
ソーシャルメディア(SNS)を活用したものですので、完全に「待つ営業」ではなく、自主的に活動することができます。

具体的には、
・ブログ更新やサイトのお知らせなどを、自社アカウントでシェア
・ブログ記事などへの誘導はせず、ビジネスにまつわる写真と文面を投稿する
というふたつの方法があります。

いずれの方法を採用するにしても、SNSの投稿はタイムライン上を流れていきます。
その特性を理解し、「定期的に」「印象に残る投稿」をしなければなりません。
タイムラインから見えなくなってしまった投稿は、思い出してもらえることは少ないものです。
「いいね」「シェア」などしてもらえれば、そのユーザーの友人にもあなたのビジネス情報が届き始めるでしょう。
また、「投稿を保存」してもらえれば、その読者は時間のある時にゆっくり読みたいと思っていてくれている証拠です。
そのような行動をしてもらえるような、読み手の役に立つ情報を提示できれば、貴社は「信頼できる会社」と認識され始めます。

さらには、直接ユーザーや見込み客との気軽なやり取りもできますので、コメントやメッセージが寄せられたときは素早く真摯な回答を提示してください。

 

3.メールマーケティング

メールで行うマーケティング活動を、メールマーケティングといいます。
問い合せや名刺交換、資料請求などで知りえたメールアドレスに向け、定期的に役立つ情報を配信するのがメールマーケティングです。

この場合、既存顧客向けと見込み客には、それぞれの理解度に合わせた別の内容、もしくは共通情報としてビジネスお役立ちコンテンツを用意するとよいでしょう。

「とにかくコンタクトを切らさない」、「お役立ち情報の提供により安心してもらえる」ようにするのが、メールマーケティングです。

ただ、メール配信をする曜日や時間帯は、ターゲットとする人物の行動を予測したうえで設定してください。
一般的なビジネスパーソン向けの場合、週明けの最初の営業日のお昼前あたりが開封率が高いとされています。

 

4.動画マーケティング

SNSの動画機能やYouTubeといった仕組みを使い、「モノ」や「ヒト」を際立たせたコンテンツ配信をするのが動画マーケティングです。
商品の取り扱い方説明でもいいですし、会社代表者や個性的な社員を動画に収めるのもいいでしょう。
親切で丁寧な会社だと思ってもらえますし、画面越しとはいえヒトに触れることでより親しみを覚えてもらえることもあります。

動画マーケティングの王道とも言えるものが、セミナー動画です。
対面式のセミナーを録画したもの、もしくはいわゆるユーチューバーのように直接閲覧者に語りかけるよう録画したものを用意し、公式アカウントで公開します。

このとき、概要欄(もしくは本文)に公式サイトのURL、もしくは商品/サービスページのURLを貼ることを忘れないでください。
動画が印象深かったとき、ついクリックしてしまいそうになる心理を使い、ページに誘導します。

 

コンテンツマーケティングの成功事例

コンテンツマーケティングは、「良い情報の提供」と「コンタクト機会を絶やさない」ことが大事です。
その手法によって既存ユーザーの愛着心をより強化したり、将来の顧客を増やしたりしている成功事例をご紹介します。
以下のページを隅々まで見てください。
いろんな工夫が垣間見えることでしょう。

 

HERZ(ヘルツ)

HERZ

HERZ

工房での手作り革製品で知られる「HERZ」は、コンテンツマーケティングの成功事例といえます。
ドラマや映画で同社の革製品が使用されるとなれば「お知らせ」で告知していますし、サイト内には革製品との付き合い方、革バッグの選び方に至るまで、役立つ情報が多くあります。

さらには、同社製品のファン(熱烈なユーザー)によるSNS投稿画像を集約し、「革製品を長く使うことの楽しみ」をうまくアピールしています。
そのうえ、スタッフがどう革製品を使いこなしているか、長年愛用することでどう色合いが変化していくのかなど、「スタッフ目線」での革製品の魅力を学べるコンテンツもあります。

 

藤巻百貨店

藤巻百貨店

藤巻百貨店

百貨店という名称ながら、セレクトショップである「藤巻百貨店」も、コンテンツマーケティングの成功事例といえるでしょう。
日本各地から良質で個性的な商品をえりすぐり、その商品に隠された歴史や魅力を柔らかく伝えるコンテンツは、「逸品を探す人」にとって魅力的なものです。

季節ごとに訪れる節目(春財布/定年・退職祝いなど)の時期には特集ページを組み、「自分へのご褒美」「お世話になった方への贈り物」を選ぶ人の利便性を高めています。
商品のジャンルは公式サイトトップページ下部に整然と並べられていますので、ここから気になる商品へ自然とたどり着けるよう設計されています。

各種SNSには、魅力的な商品写真と商品ページへのリンクを貼った簡易なものが、1日あたり2~4記事投稿されていて、それに対するコメントやシェアも多くついているのが特徴です。

 

虎斑竹専門店 竹虎

竹虎

虎斑竹専門店 竹虎

「虎斑竹専門店 竹虎」は、竹製品専門の企業です。
ただ、かなり「攻めたコンテンツ」で他を圧倒することでも知られています。

竹に関する各種情報(竹製品ができるまで/取り扱い方など)をかなり広く深く取り扱っていますし、動画も多く使用していますので、見ていて飽きない・楽しいという印象を受けます。
同社が取り扱う製品以外でも、竹に関することならここで多くの情報を得られると言っても言い過ぎではないでしょう。

各種SNS・YouTubeでは、同社4代目が「キャラクター」として前面に出ていて、まさしく看板といってもよい働きをしています。
ホームページやSNSが、単なる集客や販売のための入り口となっているのではなく、「ものづくりの魅力」を感じさせる仕上がりになっている点は注目に値します。

 

コンテンツマーケティング=「気になる」から「買いたい」に「育てる」

改めて、コンテンツマーケティングの意義についてご説明します。

上の成功事例からもわかるように、コンテンツマーケティングは、コンテンツを目にした人に以下のようなステップを踏ませ、実際の購入者に育てる作業ともいえます。

・ちょっと検索してみた=「気になる」
・コンテンツを読む・動画に触れる=「より深く知る」「購入を検討する」
・好みが似ている友人・知人の「いいね」「シェア」に触れる=「他社商品/サービスと比較する」「購入を検討する」

コンテンツマーケティングは、見込み客を実際の購入行動に誘導するだけでなく、既存顧客には熱烈なファン(シェアなどで推薦してくれるユーザー)となってもらうこと、購入/利用を継続してもらうことを目指すもので、育成行動ともいえます。

そのために、定期的にブログを更新したり、SNSに投稿したりといった作業が必要です。

消費者が情報に触れてから実際に行動(購入)するまでの道のりについては「カスタマージャーニーって?「買いたくなるまで」5段階を解説!」でお読みください。

 

コンテンツマーケティングのデメリット

コンテンツマーケティングには、費用と時間がかかるというデメリットがあります。
特にIT技術に関すること、文章表現や画像での表現に関することに長けた人材が必要で、その分人件費という固定費が発生します。

また、いいねやシェア、問い合わせなど実際に効果が出始めるまで最短でも半年ほどは必要ですし、会社や商品を押し出すための「見せ方」の研究も必要ですので、学びの期間が求められるのも事実です。

ただ、ネット上に公表するコンテンツは、基本的に残るものです。
紙媒体の広告は新聞なら1日、週刊誌なら1週間、月刊誌なら1カ月しか持ちません。
こう比較すると、残るものの方に時間と費用をかけ、スキルを磨くのは、決して惜しい出費ではないはずです。

 

まとめ

コンテンツマーケティングは、1回限りの紙媒体広告とは異なり、長い目で見たときに費用対効果の高いものでした。
ホームページやブログに、SNSや動画をかけ合わせることで、人の目や心に留まりやすいよう工夫をしましょう。

ただ、その中身はあくまで「読み手目線」でなければなりません。
検索してくれた人はどんなことを知りたいのだろう、その疑問を払しょくして我が社の製品に興味をもってもらうにはどう表現すればよいのだろう…。
そんな事柄をくまなく網羅したコンテンツが重要です。

コンテンツマーケティングで成功している会社は、大企業だけではありません。
中小企業だからこそできるコンテンツマーケティングもあります。

これからコンテンツマーケティングに取り組みたい、何から始めればよいのかわからない…。
そんなときは、ぜひ弊社にご連絡ください。
ホームページやブログといった仕組みづくりからコンテンツ作成に至るまで、貴社の課題に寄り添います。
自社内に適任者がいない、定期的なコンテンツ作成にも困るというとき、お役に立ちたいと考えています。
ぜひお気軽にお声かけください。